本日は朝からWBC準決勝を見ながらCyro(偽)のパームレストに滑り止めシートを貼る作用を行いました。
最初、印刷をしたパームレストの上からトレーシングペーパーでラインの型取りをしようとしたのですが、予想以上にパームレストのカーブがきつかったのでこれを断念しました。
他の方法を模索していた時に、ふとBlenderのUV展開を利用すれば上手く行くのではないかと思い、UVの長さを調整しつつ紙に印刷したものをパームレスト上に置いてみたところ、いい感じにできていました。そこからゴム(シリコン?)でできているシートを綺麗に切ることができると言うデザインナイフとカッターマット、それに両面テープを100均で購入して作業を進めることに。


■Blenderを使った、Cyro(偽)のパームレストに滑り止めシートを綺麗に貼るための手順

①Blenderで対象のオブジェクトをUV展開する際に、スケールの値が全て「1」になっていることを必ず確認します。(なっていないとアスペクト比がおかしくなる)
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②エディットモードに切り替え、滑り止めシートを貼る面と、[メッシュ]-[平面]で10㎜のオブジェクト(これを元に後で画像のサイズをオブジェクトに合わせる)をUV展開します。
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③「UVエディター」に切り替え、[UV]-[UV配置をエクスポート]でサイズ「2048 x 2048」の「png」として画像を出力します。
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④オブジェクトモードのまま[追加]-[画像]-[参照]で、出力したUV画像を選択します。

⑤Blender上に配置した10㎜の平面オブジェクトと、読み込んだUV画像の10㎜平面を手動で合わせ、UV画像を実寸にします。

⑥ここからUV画像の外枠をトレースします。
[追加]-[メッシュ]-[平面]で、平面の1つの頂点を削除した後、端の頂点を選択して「E」キーで頂点を押しながら、画像の上にあるUVイメージの外枠をトレースします。
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⑦頂点押し出しによるトレースが終わったら、頂点を全選択の「F」キーで面を生成した後、Y軸側に3mm程度押し出しをして定規の完成です。
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こちらが印刷をした滑り止めシートカット用定規です。
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滑り止めシート2種類あるので商品選択時に注意)の裏側に両面テープで印刷した定規を貼り付けます。
※7cm x 14cmのシートが2枚入っていますが、1.3枚分使用します。
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シートのカットは近所のCan★Doで購入してきたデザインナイフカッターマットを使いました。安いデザインナイフですが非常に使いやすいです。
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特に何かを参考にしてシートを貼ったわけではありませんが、ここまで綺麗にハマると自分に才能があるのではと錯覚しそうです(汗)。
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結構綺麗に貼れたと思います。

尚、リストバンドなどはこちらで代用できそうです。
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ただし、伸縮性はありませんが…

さて、次はキーボックスの作成…と行きたいところだったのですが、
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これを見てちょっと作成は無理かな…と思いました(汗)。
まあ最初から左手用のマウス機能のないCyroっぽいAzeron作成のつもりだったので、まったく同じにする必要性はありませんのでもう少し考えることにしました。